Volume8 ぼつり

  Volume8 ぼつり

部屋の中を歩いていたら頭の上からメロディーが聞こえてくるようで、慌ててiPhoneを口に向
けてポチッと録音。
どこまでも曲が続きそうで無理やり終わらせました。
音楽理論ではきっと書けない ③-③-③-④拍子の変わったメロディ。
これは火サスみたいな曲だ!とひとりで盛り上がるも…。
音楽として通用するのか、プロデューサーに聞いて貰うことも躊躇いました。
これまでにない様な曲をつくりたいと思っていたので、思い切って聞いて貰いました。
プロデューサーも、西本明さんも、「素敵だし、音楽的に面白い!アレンジもやり甲斐があり
ます!」と意外な感想を聞くことができてホッとしました。
歌詞をのせていくと、言葉が乗らないのでシンガソングライターの特権で曲を少し手直し。
楽譜に出来ない箇所も、西本さんのアレンジで滑らかに、そして鳥山雄司さんの絶妙なギター
で魅せてくれています。
サビが3回ある様なメロディ。歌詞を書いていくと、書き止まりました。 完結しました。
曲としては短い。日を改めてみてもやっぱり書けない。
プロデューサーは、「これ以上書けなかったんだよね」と意図をわかってくれていました。
ドラマチックに仕上げたい思いがあったので2コーラスは伴奏だけで、ひとつのドラマを作っ
て欲しいと西本さんに無茶振り。
そして、エンジニアの秋窪さんが、聞いた瞬間、これは火サスだ!と燃える心でマスタリング
したそうです。
最後の歌詞も本当のお話し。
別れたくないから、これ以上は付き合えない。
僕よりも幸せにしてくれる人が君にはいると思った…そうです。
♬君を幸せにできるのは 僕ではないよと…囁く