Volume2 薔薇の棘

  Volume2 薔薇の棘

女性に曲を書いてもらおう! ちょっと昭和でありながら先の未来を感じるアップテンポな曲
村木さんが担当して日本で先にブレイクしたTaco の Puttin’ On The Ritzの様なイメージ
日本では笠置シズ子さんのイメージかな?
ステージでパフォーマンスが繰り広げられる そんな曲を作ろうということになり、さて誰にお
願いしようかと話していたら、エンジニアの秋窪博一さんから、「奥村愛子さんはどうですか
?」と・・・ シンガーソングライターの奥村さんの世界観だと想像している曲が出来るに違い
ない!となってお願いしました。
山本美鈴がイメージをまとめて絵に描いてお伝えしました。私は主旋律が覚えやすくて歌いや
すいこと を大切にしています。
◆ちょっと難しくても挑戦してみたくなるメロディー ◆何処か懐かしくてポップ ◆艶がある
◆色香が少し漂う・・・そんないろんなことを詰め込んで無茶なお願いを愛子さんにしてみま
した。
曲が仕上がってきました。想像以上に魅力的で歌い上げやすくてキュートさもあり、そして程
よい色香も漂っています。
歌詞はちょっとした出来事から生まれてきました。
プロデューサーが住んでいた亀有公園前派出所で有名な?亀有の焼き鳥屋さんに打合せ前にプ
ロデューサーと一緒に初めて入りました。
2階に通されると、50代の男性3人が言葉も荒く勢い良く焼き鳥を食べながらビールを飲んで
いました。
私が横の椅子に座ると、急に姿勢良く背筋を伸ばして、言葉が綺麗になってまるで別人のようです
私に「お綺麗ですね。良かったら一緒に飲みませんか」と。仕事の打ち合わせ前ですから、焼き鳥を戴い
て帰りますので。とお答えしました。・・・その光景を比喩して書いた歌詞です。私の自慢ではな
くて、人には話せない本当のお話です。今日までは誰にもはなしていません。 Sax.を吹いて
貰った古村敏比古さんは織田哲郎さんやチューブの Sax 奏者!たっぷりと弾けた色気のある
Sax.の音色!古村さんは小さい頃 金沢の武家屋敷に住んでいて、ご先祖のお墓もあるそうで、
金沢にご縁がありました。
満月に現れ来る魔性の彼女のストーリー 月に向かってワインで乾杯🍷