Volume5 Chat Noir
シャノワール〜黒猫〜 フランスでは黒猫は幸せを呼ぶ猫と言われているそうです。
プロデューサーから、大切なアルバムだから、自分で曲を作ってみましょうと言われ、やった
ことのないこと、出来るかなと思いつつ、やってごらんと機会を与えて貰ったから、やらせて
頂きますとお返事しました。
メロディーを頭の中で考えていたので鼻歌でくちずさみながら つまらない曲だなぁ とあまり
考えないようにしていました。
ある夜、眠りについて明け方4時過ぎ。まだ頭は寝ているのに、なんかメロディーが唄えそうだ
と思って無理やり身体を起こしてiPhoneに向かって録音。どうやらステージで唄っている様子
です。
すると、もう一曲メロディーが出てきたので、ポチッと録音。前の曲とは違って 主旋律がしっ
かりしています。そのステージに出てきたシンガーが唄っているようです。 目が覚めてから、
改めて聴いていてみました。そうだ！ピアノマンの様なバーで、ステージでは質の良い音楽が
奏でられて、お客様はドラマを演じている。そんな曲を作りたいと思っていたんだと思い出し
ました。
その時にくちずさんだのが、そのまま主旋律になりました。
歌詞を乗せていると 黒い猫が夜な夜なデートにでかけていく様子が目に浮かびました。
この曲のタイトルは、プロデューサーにつけて貰いたいなと思って、音合わせの時に聞いてみ
ました。 「Chat Noir」なんてどうかな。 いいですね！
シャノワールを調べてみると、フランスに実際にあるお店Chat Noir。
そのお店にはステージがあって耳のこえたお客様が質の高い音楽を楽しんでいます。
世界ではじめてのミュージックバーだと知りました。
何も知りませんでした。ビックリです。
そして、ハービーさんとお話するお店の奥の席にはピアノがあって、エチケットルームの前に
は、なんとシャノワールの黒猫のポスターが貼ってあるのに気がつきました。
ハービーさんに曲が出来上がるまでのお話をして、ポスターがあるのを見つけました！と伝え
ると、「こりゃ、出来すぎだ 」とハービーさんは微笑んでいらっしゃいました。
不思議なことが重なって出来た曲。
♬未来の扉を開けて 輝くあなたが待ってるわ Chat Noir にきてね…
